中国本土の学者ら提案、来年の孫文80回忌に合わせ台湾・馬総統を中国本土へ招待―台湾紙

Record China    2014年10月20日(月) 5時51分

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17日、台湾紙・中国時報は、中国本土の学者たちが、15年3月12日の孫文(孫中山)の逝去80周年に合わせ、台湾の馬英九総統を南京市の中山陵へ招待すること提案していると報じた。写真は馬英九総統。

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2014年10月17日、台湾紙・中国時報は、中国本土の学者たちが、15年3月12日の孫文(孫中山)の逝去80周年に合わせ、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統を南京市の中山陵へ招待することを提案していると報じた。網易新聞が伝えた。

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北京社会科学院台湾研究所の周志懐(ジョウ・ジーホアン)所長は、馬総統の中国本土訪問について、「国務院台湾事務弁公室の張志軍(ジャン・ジージュン)主任と台湾行政院大陸委員会の王郁●(ワン・ユーチー、●は王偏に奇)主任が北京で会談できるということは、中国政府が一貫して両岸(中国と台湾)の指導者の会談に対してオープンな態度を取り続けていることを証明している。だが、台湾で年末に行われる選挙の動向次第では、馬総統は本土の指導者と会談したがらないだろう」と指摘。

さらに、「台湾内部では、馬総統が国民党主席の身分で本土の指導者と会うことに同意していないが、シンガポールなど適切な第三地点での会談ならば当然問題ない。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との『習馬会』が実現すれば、握手だけで済むはずはなく、当然政治的な話題に触れるだろう」と語った。

一方、中国政府の台湾関連機構は、従来通り「習馬会」を2段階方式で進める方針を支持している。まず最初に党としての交流を進めることにより、世間の争議をできる限り抑えつつ、シンボルとしての意義と実質的な意義を持たせる。次の段階として、92年に香港で行われた両岸問題に関する討論(九二共識)の精神に基づき、両者の指導者としての身分による会談を実現していくというものだ。(翻訳・編集/HA)

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