台湾プロ野球観戦の日本人の投稿で警察出動―台湾メディア

Record China    
facebook X mail url copy

拡大

台湾メディアの自由時報は21日、台湾プロ野球を観戦していた日本人のSNS投稿により、警察が出動する事態になったと報じた。

(1 / 2 枚)

台湾メディアの自由時報は21日、台湾プロ野球を観戦していた日本人のSNS投稿により、警察が出動する事態になったと報じた。

その他の写真

記事によると、20日に行われた味全ドラゴンズと台鋼ホークスの試合を観戦していた26歳の日本人の男子大学生が、SNS・Threads(スレッズ)に「こいつらいつか殺す」と写真付きで投稿した。写真には、観客席で立ち上がって応援ダンスを踊る男女の後ろ姿が写っている。男子学生は視界を遮られたことに怒りを覚えたようだ。

この投稿が中国語に翻訳されてその意味が伝わると、驚いたスタジアム内の観客が警察に通報。男子学生は駆け付けた警察官によって派出所に連行された。男子学生は調べに対し、「攻撃する意図はなく、ただ怒りのあまり言葉が過激になっただけ」と話し、すでに2人に謝罪したと説明。2人は男子学生の責任を追及する意思を示さなかったというが、脅迫は台湾では非親告罪であるため、警察は送検したという。

自由時報の報道

記事によると、男子学生はその後、再びSNSを更新し不適切な投稿だったと謝罪。連日試合を観戦していたものの両日ともに立ち上がった観客のせいで試合が見えない状態になり、思わず攻撃的な言葉を投稿してしまったことを説明した。

一方、脅迫を受けた女性はSNS上で「私たちに声を掛けもせずにいきなり『殺す』なんて。普通に野球を楽しんでいたのに、真後ろの人が自分を殺そうとしているなんて、とても恐ろしい気持ちになるって、分かりますか?」「応援のために立って踊っただけで殺されるなんて初めて。遮られたくなければ前列の席を買うべきで、責任を他人に押し付けるのは違う」などと訴えた。

このやり取りに、他のユーザーからは「視界を遮られると不快になるのは確か」「観戦中に視界を遮られるのは本当に嫌。後ろの人のことも考えてほしい」「もし自分なら注意する」など男子学生に理解を示す声が上がる一方、「それなら『立ち見応援エリア』のチケットを買わなければいい」「見えないなら自分も立てばいいのでは?」「『立ち見応援エリア』が分からないの?立ちたくなくても、他人を脅していい理由にはならない」「理性的に話し合いで解決すべき。日本でも台湾でも、あのようなネット上での発言は違法行為だと思う」といった指摘も出ているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携