「尹前大統領の扱いは日本植民地時代より劣悪」側近の発言が物議=ネット「偉人と比較するな」

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19日、韓国・韓国日報によると、弁護士のシン・ピョン氏が、ソウル拘置所に収監されている尹氏の処遇について「日本帝国主義時代、抗日独立運動の末に獄中死した安重根義士よりも劣悪だ」と主張した。

2025年8月19日、韓国・韓国日報によると、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)のメンター」と呼ばれる弁護士のシン・ピョン氏が、ソウル拘置所に収監されている尹氏の処遇について「日本帝国主義時代、抗日独立運動の末に獄中死した安重根(アン・ジュングン)義士よりも劣悪だ」と主張した。

シン弁護士は18日、自身のFacebookで「軍国主義の日本と民主主義だという李在明(イ・ジェミョン)政権では、政治犯に相対する姿勢に大きな違いがある」と投稿した。内乱、職権乱用、特殊公務執行妨害などの罪で拘束起訴された尹氏と安重根義士を同じ「政治犯」だとして「収容施設待遇」を比較している。

安重根義士は1909年10月、北満州のハルビン駅で伊藤博文を射殺。翌年3月、旅順の刑務所で絞首刑となった。シン弁護士は8月14日に今も残る旅順刑務所を訪れたと投稿の中で述べている。安重根義士が収監されていた独房について「ざっと見て5~6坪の広さ。寝床と机と椅子があり、大きな窓から外の光りが差し込む」「この場所で来訪した各界の人物らと面会した」と紹介。一方、尹氏の現状について「2坪もない狭い独房に閉じ込められている。窓もない。机どころか、ボール紙製の簡素な台で背中を丸めて食事をしている」「一般人との面会禁止」だとし、「安重根義士の収監生活とはあまりにも大きな格差がある」と伝えている。

また、「安重根義士は当時の日本政府にとって許すことのできないテロリストだったが、尹前大統領は国民に選ばれた指導者だった。にもかかわらず、李在明政権が残忍で圧制的な処遇をしている」とし、「浅ましい政治報復という本質を自らさらけ出した」と、政権批判もしている。

尹前大統領は先月9日に追加拘束令状の発付後、ソウル拘置所の一般独房(広さ約2坪)に収監されている。在任中の不正で退任し拘束された歴代大統領は5~6人用の大部屋を改修した3坪台の独房に収監されていたが、尹氏の場合、収容スペース不足などの事情があり、やや狭い独房が与えられたという。

シン弁護士の投稿には尹前大統領支持者らから同調するコメントも書き込まれているが、多くの反応は「話にならない」「安重根義士と比較するなどありえない」というものだという。この記事にも「独立運動家と内乱犯が比較になると思うのか」「偉人と比較するのはやめよう」「弁護士のくせに常識のない人間」「側近がこんなやつばかりだから、本人もあんなふうになるんだな」「1坪くらいの独房に変えてやれ。立ったまま寝ればいい」など、厳しいコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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