なぜ妻と息子が日本旅行を選ぶのか理解した―中国人男性

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中国のSNS・小紅書(RED)に「なぜみんな日本旅行が好きなのか」との投稿があった。

中国のSNS・小紅書(RED)に「なぜみんな日本旅行が好きなのか」との投稿があった。

投稿者の男性は「息子はまもなく15歳になる。彼が3歳の時から、毎年夏休みには旅行をしている。国内では、大理、三亜、青島、厦門、重慶などに行き、海外では台湾と韓国に一度、タイと日本に二度行った。いずれも自由旅行だ」とした。

その上で、「以前、オーストラリアに行く計画も立てたがビザが下りなかった。おそらく、私の資産の大半が株式口座にあったことが原因で、一時的に預金口座に移しただけでは要件を満たさなかったようだ。この件以来、高い基準の証明書が必要な欧米先進国への旅行には興味を失った」と述べた。

そして、「これまでの夏休み旅行の中で、妻と息子は間違いなく日本を第一に選んでいる。そのため、3年間の数次ビザも取得済みだ。一方、強い愛国心を持つ私にとって、日本という国の印象や感情を一言で表すことは難しい。しかし、旅行先としては、なぜ妻と息子が日本を選ぶのか十分に理解できるようになった」とした上で、日本の印象について以下の4点を挙げた。

1.交通と生活が非常に整っていて便利。中国の公共交通や便利なネット通販はすでに世界的に先行しているが、なぜか体験としては日本に独特の魅力がある。2度目の日本旅行で大阪の空港に着いたのはほぼ夜の10時で、そのまま京都のホテルに向かわなければならなかった。しかし、京都まで直通の特急ではなく、約20駅すべてに停車する普通列車の切符を買ってしまった。夜11時過ぎの日本の郊外の電車の車内や駅のホームに、おしゃれで活気あふれる若者たちがあふれているとは予想だにしなかった。

2.日本の人文環境も独特の新鮮さと魅力がある。日本の男女は見た目や服装に気を使い、比較的おしゃれである。礼儀を重んじ、サービス面でも非常に良い体験ができる。

3.日本の自然環境、特に清潔さや管理の細かさには強い印象を受けた。このことは、私が撮影した街のマンホールの蓋からも、その差がわかるほどだ。

4.日本の食品安全も、なぜか非常に安心感がある。同じコンビニの牛乳、弁当、おにぎりでも、国内より味や食感が格段に良いように感じられる。これは(海外という)新鮮さや、フィルター効果による錯覚なのかもしれないが。

投稿者は「そう。人生は初めての出会いのようなもの。旅行の目的の一つは、こうした初めての体験から得られる美しさを絶えず感じることにあるのかもしれない」と結んだ。なお、投稿者は日本で撮影した妻と子ども、線路や路地、スカイツリーなど十数枚の写真をアップしている。

この投稿に中国のネットユーザーからは「賛同する。今まさに日本を旅行しているけど、国の恨みを抜きにすれば、日本の旅行体験は素晴らしい」「日本の公衆トイレの便座は安心感がある」「日本は食事したり遊んだりする体験が飛び抜けて良いね」「日本はなんと言っても治安が良くて安心できる」「すごくきちんとまとまってるね。私も日本の人文環境とサービスが好き。もちろん、日本の全部が良いとは言わないけど、旅行で行くなら最適」「今年はもともと日本に行くつもりはなかったけど、国内の航空券やホテルの値段を見て、やっぱり日本に行くことにした」「好きに理由なんて必要ないよ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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