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14日、韓国・聯合ニュースは「韓国の若者はドイツ、日本、フランス、スウェーデンの同世代に比べ、子を持つ際に考慮すべき要素が多く、出産に伴う経済的な負担や機会の損失に対する懸念も大きい」と伝えた。
2025年8月14日、韓国・聯合ニュースは「韓国の若者はドイツ、日本、フランス、スウェーデンの同世代に比べ、子を持つ際に考慮すべき要素が多く、出産に伴う経済的な負担や機会の損失に対する懸念も大きい」と伝えた。
韓国保健社会研究院は先ごろ、韓国を含むこれら5カ国に居住する20~49歳の成人(各国2500人)を対象に行った結婚、出産と育児、人口政策などに関する意識調査の結果を公表した。
韓国以外の4カ国はいずれも合計特殊出生率が下がったものの1人台を維持しており、韓国(0.75人)を大きく上回った。
独身者のうち結婚の意向がある人の割合は韓国が52.9%で最も高く、スウェーデンが50.2%、ドイツ46.5%、フランス38.2%、日本32.0%の順となった。
出産の意向がある人はスウェーデン43.2%、フランス38.8%、ドイツ38.6%、韓国31.2%、日本20.3%だった。ただ、日本は「まだ決めてない」「考えたことがない」という回答率が韓国よりかなり高かった。反対に、韓国は「子は持たないつもり」という回答率(47.3%)が日本(45.9%)を上回っている。
出産計画において考慮する要素を尋ねる質問では、「家庭の経済状況」「住居」「経歴断絶の可能性」など全ての項目で、韓国は他国に比べ重要視している率が高いという結果になった。特に韓国は回答者の50.1%が「未来の不確実性」を重要視しており、日本(30.5%)、スウェーデン(22.5%)を大きく上回った。
仕事と家事・育児の両立については、韓国は57.6%が「難しい」と答えており、日本(55.8%)、フランス(47.3%)、スウェーデン(23.2%)などを上回った。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「ただ生活するだけで大変。家が裕福でないなら子供は産まないほうがいい」「一時的に支援するんじゃなく、社会を改善しなければダメだということだね」「無限の競争、比較文化のせいでこの国は病んだ」「住宅価格がどんどん上がるのを放置していたくせに、子供を産めと言われても。私教育費なんて亡国の水準だよ」「韓国は人口が多すぎる。だから地獄のような暮らしは続く。人口密集もひどく、自然環境も悪い。少し減ったほうがいい」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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