中国高速鉄道で「旅のお供にカップ麺」が過去のものに?

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中国で「鉄道旅のお供」とされてきたスープタイプのカップ麺だが、「高速鉄道が『脱カップ麺』化だ」との話題が現地SNSの微博に登場した。

中国で「鉄道旅のお供」とされてきたスープタイプのカップ麺(以下、カップ麺)だが、「高速鉄道が『脱カップ麺』化だ」との話題が現地SNSの微博(ウェイボー)に登場した。

中国メディアの南都湾財社によると、「広州東駅(広東省広州市)の構内にある店からカップ麺が撤去された」というあるネットユーザーの投稿が注目を集めた。

14日にこの駅を取材に訪れたところ、待合ホール内の店では確かに販売をストップしており、代わりにあったのは汁なし麺だった。この件について構内にある複数の店の店員が「指示によりカップ麺はすべて撤去された」と回答。また、「持参したカップ麺に使いたい」とお湯の提供を頼んでみたものの、やんわりと断られたという。

一方、撤去に関して広州東駅からは、「中国国家鉄路集団の『鉄道旅客輸送サービス品質規範』の関連規定に基づくとカップ麺は車内環境や衛生に深刻な影響を及ぼす可能性のある食品に属する。高速鉄道の駅では販売しないが、乗客が自分で持ち込むことはできる」との説明があったそうだ。

この話題をめぐって微博には「大部分の人が高速鉄道でカップ麺を食べるのはカップ麺が好きなのではなく、車内販売の食事が高くてまずいからだと思う」との投稿も見られ、ネットユーザーからは「そうそう。高速鉄道に乗る時以外にカップ麺を食べることはない」「その通り。車内販売は高すぎ」と共感する声や、「カップ麺、大好きなのに(涙)」「カップ麺を食べないなら何を食べるんだ?」「嫌なのはカップ麺ではなく、衛生マナーを守らない人」などの声が上がった。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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