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卓球のWTTチャンピオンズ横浜・男子シングルスで優勝した張本智和が、今度は中国の監督としっかりと握手してもらえたと、中国のSNS上で話題になっている。
卓球のWTTチャンピオンズ横浜・男子シングルスで優勝した張本智和が、今度は中国の監督としっかりと握手してもらえたと、中国のSNS上で話題になっている。
世界ランキング4位の張本は11日の決勝で同2位の中国の王楚欽(ワン・チューチン)と対戦し、4-2で勝利。2022年以来、およそ3年ぶりのWTTチャンピオンズ優勝を飾った。注目を集めたのは試合終了直後の様子で、張本は王や審判と握手を交わした後、中国ベンチに走っていき、王皓(ワン・ハオ)監督と目を合わせて握手をした。
張本は準々決勝の向鵬(シアン・ポン)に勝利した後、「いつも負けたらちゃんと握手してくれないんで、相手の監督が」「(中国選手が勝つと)自信を持って握手してくれる」と明かし、「もう少しリスペクトを持ってほしい。強いのは認めるけど、そういうのは良くない」と苦言を呈していた。
現場の映像を見ると、王監督は張本に手を伸ばしてはいるが、握手の瞬間は横を向き、すぐに負けた向の方に向き直って試合の振り返りを行っていた。この様子について、中国のSNS上では「お辞儀でもしろというのか」「審判だってちゃんと握手なんてしない(タッチ程度)」「張本が長い時間勝利のパフォーマンスをしていたため王監督が待たされることになった」といった反発の声が多く上がる一方、「あの態度は確かに良くない」と指摘する声も上がった。
実は、王監督の態度が物議を醸したのはこれが初めてではなく、昨年11月のWTTファイナルズ福岡男子シングルスで張本が中国の梁靖崑(リアン・ジンクン)に勝利した際にも、ムッとした表情で張本に視線を送ることなく握手をしたことで、中国国内でも「敗れた上に風格まで失った」との批判の声が上がっていた。
張本の「苦言」が王監督に届いていたかは不明だが、11日の決勝で勝利した後には王監督は張本としっかりと目を合わせて握手をしたようだ。中国のネットユーザーからは依然として張本に厳しい声があるものの、「(王監督は)今回は真剣に握手した」「張本は自らリスペクトを勝ち取った」「スポーツマンシップは見ていて気持ちがいい」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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