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中国の一部地域で蚊を媒介とする伝染病「チクングニア熱」の感染が拡大していることについて、香港メディアの香港01は5日、SNS上で日本のある製品への注目が高まっていると報じた。
中国の一部地域で蚊を媒介とする伝染病「チクングニア熱」の感染が拡大していることについて、香港メディアの香港01は5日、SNS上で日本のある製品への注目が高まっていると報じた。
記事は、チクングニア熱について、「チクングニアウイルスによって引き起こされる、蚊を媒介とする感染症。『チクングニア』とはアフリカの現地語で『かがんで歩く』という意味で、患者が関節の痛みにより腰を曲げる様子から名付けられた。アフリカ、アジア、欧州、アメリカ大陸、インド洋および太平洋の島々などを含む110以上の国で確認されている。感染すると、発熱、激しい関節痛、筋肉痛、頭痛、吐き気、倦怠感、発疹などの症状が現れる」と説明した。
その上で、香港でも今年初のチクングニア熱の輸入症例として、7月末に広東省仏山市から戻ってきた12歳男児が感染していることが判明したことを伝えた。
そうした中、記事によると、SNS・Threads(スレッズ)上である香港のユーザーが日本のキンチョウの「蚊がいなくなるスプレー」が非常に効果的だと紹介して注目を集めている。実際に使用したことがあるユーザーからは「すごく効く。何度か蚊を捕まえられなかった時に、部屋の隅に数回スプレーしたら死んだ」「去年東京で2本買って帰った。夏は毎日使ってる。本当に蚊に刺されることが減った」との声も上がったという。
また、別のユーザーからは、同製品が香港のスーパー「フュージョン(FUSION)」やマツモトキヨシなどで購入できるとの情報も寄せられているとのこと。
記事はこのほか、同製品について「ピレスロイド系の成分が入っており、猫を飼っている家では使用を避けた方がいい」と呼び掛ける声もあったと紹介しているが、キンチョウの公式ウェブサイト上では「直接かからないようにすれば、犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットのいる部屋でも使用できる」と説明されている。(翻訳・編集/北田)
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