韓国LG電子が減収減益、関税とテレビ需要の低迷が直撃=韓国ネット「米国との関税交渉が…」

Record Korea    2025年7月27日(日) 17時0分
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25日、韓国・朝鮮ビズによると、LG電子の4~6月期の営業利益は前年同期に比べほぼ半減の6394億ウォン(約683億4000万円)と集計された。LG

2025年7月25日、韓国・朝鮮ビズによると、LG電子の4~6月期の営業利益は前年同期に比べほぼ半減の6394億ウォン(約683億4000万円)と集計された。

LG電子が25日に発表した4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.4%減の20兆7352億ウォン、営業利益が同46.6%減の6394億ウォンだった。同社関係者は「主要市場の需要不振、米国の通商政策の変化による関税の負担、市場競争の激化など、非友好的な経営環境が続いている。物流費などコストの増加にも影響を受けた」と説明している。

事業別に見ると、生活家電(HS事業本部)、電装(VS事業本部)、冷暖房空調設備(ES事業本部)事業はいずれも売上高、営業利益ともに前年同期より増加。4~6月期としては最高値を記録した。とりわけ電装事業は四半期ベースで過去最大値だという。メディアエンターテインメント(MS事業本部)事業はテレビ販売の減少とマーケティングコスト増が影響し赤字に転落した。

同社は下半期、企業間取引(B2B)の電装と冷暖房空調事業への注力など事業構造を高度化し、業績改善に拍車を掛ける方針だという。

ただ、下半期も家電需要回復の遅れや競争の激化は続くと見込まれる。また、米政府の関税政策による不確実性への懸念も深まっている。現地時間22日に関税率が確定した日本とは異なり、韓国政府はいまだ交渉に進展がない。下半期の業績改善は困難だと懸念する声も上がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「LGも関税のせいにしてないで米国に工場を建てたら?それでもまた何か言ってきたら米国撤退」「李在明(イ・ジェミョン大統領)は何をやってるんだ?」「交渉どころか首脳会談もしてもらえてない」「会えてもないのに関税交渉も何もない。米国の地を踏むことすら拒絶されてる状況でしょ」「関税交渉ができなきゃ、国は6カ月ももたない」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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