2014年10月14日、昨年9月、中国の長距離列車の車内で空いた座席を中年女性2人が激しく奪い、女性の1人が相手女性の肋骨4本を折る傷害事件に発展。これにより逮捕されていた女性にこのほど有罪判決が下った。中国紙・現代快報が伝えた。

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昨年9月、50歳の劉は天津駅から列車に乗り、黒竜江省ハルピン市の親戚に会いに行く予定だった。列車の指定席はすでに売り切れており、自由席しか買えなかった。列車に乗り込むとすぐに空いた座席を探して移動。だが、座る直前に別の女性に先を越されてしまった。「この席は私が先に見つけたから、私のもの」と主張する劉に相手女性も反論。激しい言い争いになった。劉は相手女性が自分より小柄なのに気づき、その頭を片手で座席の背もたれに押さえつけながら、もう一方の手で女性の胸部を思いきり殴打した。劉はただちに鉄道警察官に逮捕されたが、その後の検査で相手女性の肋骨は4本も折れていたことが分かった。

ハルピン市鉄道運輸法院（裁判所）はこのほど、劉に対し傷害罪で懲役1年、執行猶予1年の判決を下した。（翻訳・編集/本郷）