2014年10月14日、人民日報（電子版）によると、インターネットのウェブサイトに書いた記事で韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の名誉を毀損（きそん）したとして、情報通信網法違反の罪で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し、韓国検察当局はこのほど、6回目の出国禁止措置の延長を決めた。

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加藤前支局長に対する出国禁止措置は15日までだったが、14日に検察がさらに3カ月間の延長を決めた。延長は6回目。これまで1回の延長は10日だったが、今回は3カ月となった。出国禁止は8月7日から続いている。

問題となっているのは、産経新聞サイトに8月3日掲載された「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた？」と題する記事。事故が起きた4月16日、大統領の所在がはっきりしなかったことについて、韓国・朝鮮日報の記事などを引用し、男性と会っていた可能性があると伝えていた。（翻訳・編集/AA）