劇場版「鬼滅の刃」無限城編、中国SNSでも盗撮映像=ネット「ありえない」「勘弁してほしい」

Record China    2025年7月22日(火) 12時0分

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22日、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の本編映像が盗撮され、各種SNS上での違法アップロードが相次いでいる。写真は劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来。

2025年7月22日、劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来の本編映像が盗撮され、各種SNS上での違法アップロードが相次いでいる。

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来が、7月18日に日本公開された。同日午前0時の最速上映には多くのファンが詰めかけ、初日の興行収入は劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の12億円を超える17億円を記録した。人気キャラクター・猗窩座(あかざ)の過去に焦点を当てた内容とあって、公開前から高い注目を集めていた。

しかし、その熱気の裏で問題も発生している。各種SNS上では、劇場内で撮影されたとみられる本編の動画が複数出回っており、いわゆる「盗撮行為」が確認されている。実際に複数の劇場では、現行犯で警察への通報に至ったケースが報告されている。各劇場では、本編上映中はスタッフが客席を巡回しており、不審な行動を見かけた場合は速やかに係員へ知らせてほしいと注意喚起を行っている。

中国のSNS上でも、日本国内の劇場で盗撮されたとみられる動画に中国語の字幕が付けられて転載されており、ネットユーザーからは「ありえない…」「盗撮には断固反対!」「これはさすがにやりすぎ」「ひどすぎるよ、公開されたばっかりなのにもう盗撮されてる」「マジで勘弁してほしい。『鬼滅の刃』のハッシュタグを見てるだけで、盗撮映像が目に入っちゃう」「本当理解できない…盗撮動画を堂々とアップしてるし、見たがってる人も多いってどういうこと?」といった批判の声も上がっている。

また、「たとえネットに流れても、絶対映画館で見るよ。雰囲気が全然違うから」「日本って盗撮めちゃくちゃ厳しいんじゃなかったの?。それでも止められないのか…」「映画見てて盗撮しようなんて思ったこと一度もないし、著作権はちゃんと守っていきたい」との声や「昨日の朝には中国の動画共有サービス・bilibili(ビリビリ)で3万人くらいが同時視聴してた…すぐ削除されたけど」「TikTokでも結構出回ってるけど、海外の盗撮動画を転載してるだけっぽい(ある配信者はYouTubeでお金払って買ったって言ってた)。私、今朝だけで10件くらい通報したけど、TikTokの対応はすごく早かったよ」との報告もあった。

なお、こうした盗撮行為は今回が初めてではない。23年に中国で「THE FIRST SLAM DUNKスラムダンク)」が公開されたの際にも、上映中の本編映像を盗撮し、SNS上にアップロードする行為が横行。著作権侵害に当たる行為だと問題視する意見がある一方で、鑑賞後にSNSで感想や映像の一部を共有することが、結果的に観客動員の後押しにつながると主張する声も見られていた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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