中国の大型歴史ドラマ「風禾尽起張居正」にシャオ・ジャン（肖戦）が加わるとの情報が登場し、話題を集めている。

全40話構成の「風禾尽起張居正」は、2023年5月に制作許可を取得済みで、明朝末期の名宰相として知られる張居正（ちょう・きょせい）を主人公にした歴史ドラマだ。主人公のキャスティングではフー・ゴー（胡歌）、ホアン・シャオミン（黄暁明）、チェン・シャオ（陳暁）らが浮上していたが、最終的にフー・ゴーを起用する方向で調整が進められているもようだ。

そして今話題に上っているシャオ・ジャンに関しては、「特別出演」の形で青年時代の万暦帝（明朝の第14代皇帝）、もしくはその他の重要人物を演じると伝えられている。確実な出演情報は明かされていないが、ドラマ「蔵海伝」での演技とビジュアルが明朝が背景の「風禾尽起張居正」にマッチするとの見方がある。

しかし、シャオ・ジャンはこれまで「特別出演」を引き受けたことがなく、さらにスケジュールの都合で出演が難しいとの意見がある。「風禾尽起張居正」は25年第4四半期（10～12月）にクランクインする予定だが、シャオ・ジャンは制作中のスパイドラマ「諜報上不封頂」のクランクアップを待って、10月からは医療ドラマ「小城良方」の撮影に加わると伝えられているからだ。

現段階でどのサイドも確実な出演情報を提供していないが、演技と影響力のある二大スターの初共演に期待が寄せられているもようだ。（翻訳・編集/RR）