中国・貴州省畢節市の飲食店で妊娠中の女性が男2人から暴行を受ける事件があった。

現地メディアによると、今月8日午後5時ごろ、同市威寧イ族回族ミャオ族自治県の飲食店で客同士のトラブルがあり、妊娠7週の李（リー）さんら女性2人が負傷した。

当局の発表によると、李さんらに暴行を加えた男2人のうち1人は畢節市黔西市永燊イ族ミャオ族郷の地元政府の職員だった。

李さんは入院したと伝えられているが、負傷の状況は「軽微」と発表された。もう1人の被害女性のけがも軽いという。

男らはすでに現地警察に拘束されており、刑事事件として捜査が進められている。

中国のネットユーザーからは「ずいぶん偉そうな役人だな」「こんなに大ごとなのに（微博の）ホットワードにもならないとは」「負傷が軽微って本当かよ」「男2人の名前はなぜ報じられないんだ？」「トラブルの原因も報じられていない」といった批判が殺到している。（翻訳・編集/北田）