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中国の女優ヴィッキー・チャオへのネット上の誹謗中傷に対し、実兄が中国のSNS・微博に長文を投稿し、訴訟に踏み出したことを明らかにした。
中国の女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)へのネット上の誹謗(ひぼう)中傷に対し、実兄が中国のSNS・微博(ウェイボー)に長文を投稿し、訴訟に踏み出したことを明らかにした。
ヴィッキー・チャオについては2021年8月、出演作が動画配信サービスなどから一斉に姿を消し、突然の封殺状態に陥ったことが話題に。脱税や政治問題などさまざまな理由が報じられたが、真相は現在まで明らかになっていない。
今も封殺状態が続くが、実兄の趙健(チャオ・ジエン)さんが12日、ウェイボーに長文を投稿。内容はネット上の誹謗中傷について克明に記したもので、ある人物がミャンマーを拠点にした電信詐欺(SNSやメッセージアプリを通じた詐欺)とヴィッキー・チャオを意図的に結びつけ、あたかも事実のように思わせる加工写真などを大量に投稿して「期間にわたり誹謗中傷を続けた」と記した。
この誹謗中傷については、公安局の捜査で特定された発信者が弁護士だったことや、自身の仕事を増やすために話題を盛り上げるという自作自演の行為だったことを明かした。
趙健さんによると、関連投稿へのリポストやコメント、「いいね」の数が中国の「治安管理処罰法」の法的定義をはるかに超えており、「公安局から刑事訴訟の用件を満たしているとの通知があった」としている。そこで刑事責任を追及することに決め、「すでに北京インターネット裁判所(北京互聯網法院)が告訴を受理した」と状況を明かした。
ヴィッキー・チャオは長年にわたり、ネット上のさまざまな誹謗中傷について静観の態度を見せてきたが、訴訟を起こすのは今回が初めて。趙健さんは、こういった誹謗中傷がヴィッキー・チャオ本人だけでなく、母親まで不眠に陥らせるほど大きなダメージを与えてきたことを指摘した。(Mathilda)
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