中国語だけ内容が異なる、日本の民宿の貼り紙に不満の声―台湾メディア

Record China    2025年7月13日(日) 10時0分

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10日、訪日観光の際に撮影した民宿の貼り紙をシェアした中国人のネットユーザーの投稿がSNSで物議を醸している。写真は大阪。

2025年7月10日、あるネットユーザーが訪日観光の際に撮影した民宿の貼り紙の内容と体験談が中国のSNS・小紅書(RED)で物議を醸している。台湾メディアの聯合新聞網が報じた。

記事は「中国のネットユーザーが訪日観光の際に利用した大阪の民宿での体験談を添付画像と一緒に小紅書でシェアした。添付画像には4種類の言語(日本語、英語、韓国語、中国語)で夜間は静かにするよう利用者に通達する文が載せられていたが、日本語版、英語版、韓国語版が『23時以降は静粛にお願いいたします』とあったのに対し、中国語版のみ『夜9時以降』と書かれていたことから、投稿者はショックを受けた」と伝えた。

この投稿に対し、他のユーザーからは「中国語版だけ漢数字で書いてある。他の人にわからないようにしたのだろう」「丸で囲んで疑問符をつけてやれ」「この民宿の名前が知りたい」「米国やカナダなら人種差別で通報される」という批判的な声や「時差があるのか?」「9~11時は日米韓の3カ国会議をやっているのだろう」などのコメントが寄せられた。

記事によると、この投稿は日本に関する情報を発信しているフェイスブックのアカウントでも紹介され、台湾のネットユーザーからも「中国語を話す人たちに早く寝てほしいんだろう」「ウオーミングアップに2時間は必要なんだろう」「デシベルの基準値がそもそも違う」「分かる人には分かる。中国語版だけ漢数字なのは他国の人たちに誤解させないためだ」とのコメントが寄せられた。

記事は最後に、大阪の焼き鳥店が5月に中国語で「マナーの悪い人が多くいます。私たちは中国のお客様のご来店を許可しません。ご理解ください」と入店を拒否する貼り紙を出したことで、最終的に親会社が日本語と中国語で「お知らせとお詫び」と題した謝罪文を発表したことを補足して伝えた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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