インテリジェント巡回ロボット導入で発電所の点検効率が向上、コスト削減も実現―中国

CRI online    2025年7月8日(火) 18時50分

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インテリジェント巡回ロボット導入で発電所の点検効率が向上しています。

中国南部広東省恵州市の広東華電恵州東江ガスタービン熱電プロジェクトでは、535メガワット級発電ユニット2基がこのほど本格的に稼働しました。これに伴い、従来の作業員による点検に代わり、人工知能(AI)を活用したインテリジェント巡回ロボットが導入されました。

従来までの人による作業に比べて、このロボットは24時間連続稼働が可能な上、高温にも耐えられ、赤外線サーモグラフィーや高解像度カメラなどの先進的なセンサーや検査装置を搭載することで、設備の運転データや現場の環境情報を正確に取得することができます。またロボットを利用することで点検の安全性と柔軟性が大幅に向上し、コスト削減も実現したとのことです。

運用面では、これまで30人が担当していた点検作業を6台のロボットで完了することができ、特に高温などの過酷な環境下でも、分散制御システムが自動で運転パラメーターを適正化し、発電ユニットを常に良好な状態に保つことができます。

この発電所は、広東省の重要なエネルギー供給拠点の一つで、国内初の最高効率を誇る国産ガスタービンが採用されており、エネルギーの総合利用効率は75.88%に達しています。年間の発電量は約32億6600万キロワット時に達し、100万世帯余りの電力需要を満たすことができます。(提供/CRI

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