拡大
中国でデリバリー補助金合戦が激化しています。
中国のインターネット大手である美団(Meituan)と阿里巴巴集団(アリババグループ)の間で、フードデリバリー事業における補助金を巡る競争が激しさを増しています。週末には大規模な割引クーポンの放出もあり、一部商品は「0元購入(実質無料)」も可能となる事態となりました。
7月初旬、アリババ傘下の即時配送サービス「淘宝閃購」は500億元(約1兆円)規模の補助金を投入すると発表しました。さらに7月5日を「注文集中日」と位置付け、9000万件から1億件の注文を目指すとのうわさもありました。
これに対し、美団も5日に対抗策を講じ、突如としてフードデリバリーの補助を強化しました。多くのユーザーが、美団のアプリ上で「0元購入」のクーポンを取得でき、ミルクティーやハンバーガーなどが実質無料で手に入るようになりました。宅配を選択する場合は一定金額以上の注文と配送料が必要ですが、店舗での受け取りであれば完全無料となっています。
このキャンペーンの影響で、注文数は過去最高を記録し、美団のアプリでは一時的にアクセス障害も発生しました。美団は同日夜、「即時小売部門の1日の注文数が1億2000万件を突破した」と発表し、アリババに対抗する姿勢を明確にしました。
一部の飲食店では想定以上の注文が殺到し、「1日で半年分の在庫が売れた」と語る店員もいたほどです。今後もしばらく、両社の激しい競争が続く見通しです。(提供/CRI)
Record Korea
2025/7/8
Record China
2025/7/8
Record China
2025/7/8
Record Korea
2025/7/8
Record China
2025/7/7
華流
2025/7/7