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4日、台湾メディアの聯合新聞網は「『POP MART』の流行について言ってる?多数が首を横に振る理由とは」と題した記事を掲載した。写真はLABUBU。
2025年7月4日、台湾メディアの聯合新聞網は「『POP MART』の流行について言ってる?多数が首を横に振る理由とは」と題した記事を掲載した。
中国発の人気トイブランド「POP MART」が世界中でブームを巻き起こしている。かわいらしいデザインとインターネットでの拡散が相まって台湾でも大流行となり、多くの人が関連グッズを買い求めて列をなしている。そこで、ある台湾の女性ネットユーザーは「なぜこれほど多くの人が収集に夢中になっているのか?」と疑問を呈した。
記事によると、投稿者は台湾のネット掲示板・PTTにスレッドを立て、「最近Instagram(インスタグラム)に多くの人が『POP MART』の人気キャラクター・LABUBU(ラブブ)を投稿している。関連グッズを買いあさっている人もいるので、最初はハリウッドの新作アニメキャラかと思ったが、実際は流行中のブラインドボックス(中身が見えない箱に入った商品)らしい。街中ではラブブのキーホルダーをバッグにつけている人も見かけたので、みんなもこの流行についていっているのか気になった」と述べた。
この投稿に台湾のネットユーザーからは、「無駄な出費」「あのキャラクターがバッグについてるだけで、なんかイライラする」「誰が最初に流行させたのか気になる。有名インフルエンサー?それともインスタグラム広告?」「ブラインドボックスの開封動画は見るけど、自分では買わない」「ラブブは2年前からですでに人気だったよ。台湾人が流行に乗るのが遅かったけでしょ」などと、多くの反響が寄せられたという。
中には、「投資目的で買っている人もいる。(購入した)本人もかわいいとは思ってないかも」「リアルNFT(非代替性トークン)だよ。すぐに転売しないとごみになる」「こういう流行は金持ちの限られた人たちが値を釣り上げるもの。一般人が真似すると損するだけ」と、投資目的での購入を指摘する声もあったそうだ。
また、否定的な声の多くは、その「見た目」に集中しており、「本当にブサイク」「流行していても無理。見た目が奇抜すぎて受け入れられない」「ブサイクすぎ。この美的感覚は理解できない」「買わない。何が良いのかまったく分からない」「『ちいかわ』の方が全然いい」「これのどこがかわいいのか理解不能」「林口三井ショッピングモールで見たけどすごくブサイクだった」「見た目が悪いから、人気を維持させるには映像作品の制作が必要だけど、これはそれもない」「ラブブはすごくブサイクだけど、他のシリーズはまあまあいいと思う」といった酷評も出ていたという。
一方で、「自分は流行には乗っていないけど、個人の消費行動は尊重したい。他人の好みをたたく必要はない」「どの時代にも流行はあるし、いちいち批判する必要はない」「自分は理解できないけど、尊重するよ」などと、好みは個人の自由として、他人の趣味を尊重すべきだという意見も寄せられていたという。(翻訳・編集/岩田)
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