第1回中国・トルコメディアフォーラムが2日、トルコの首都アンカラで開催されました。同フォーラムはトルコ大統領府通信局が主催し、両国のメディアと放送分野における戦略的協力を深め、人的交流と科学技術の連携推進を目的としています。中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）は招待を受けて出席し、人工知能（AI）などの先端技術分野におけるイノベーションの成果を共有し、フォーラムで注目を集めました。

駐トルコ中国大使の姜学斌氏は、「双方のメディアが真実かつ客観的な原則を堅持し、協力とウィンウィン、文明間の相互学習という物語をしっかりと伝えていくことを望む」と述べました。

トルコ大統領府通信局長のファフレッティン・アルトゥン氏はあいさつで、「グローバルな情報発信構造の再構築と情報環境の断片化という課題に直面する中、中国とトルコは『真実と正義』を核心とするメディア協力を強化し、より公正な国際情報秩序の確立を共に推進すべきだ」と指摘しました。

フォーラムでCMGは、中国を代表する主要メディアとして、AIを活用したコンテンツ制作、国際的な情報発信プラットフォームの構築、データ可視化表現などについての最新の取り組みを紹介し、AIを活用した多言語コンテンツ生成システム、超高精細（4K/8K）映像の横画面から縦画面へのスマート変換システム、大規模言語モデル（LLM）を生かした音声・動画自動制作システムなど複数のAIメディア技術の成果をトルコで初めて披露しました。（提供/CRI）