サッカーのJ2ロアッソ熊本に所属する現役高校生、神代慶人（くましろけいと）（17）のスーパーゴールに中国でも注目が集まっている。

6月28日に行われたJ2第21節の北海道コンサドーレ札幌とロアッソ熊本の試合の4分、右サイドからの浮き球のパスを受けた神代が胸トラップからハーフボレーで右足を振り抜くと、ボールはややドライブしながらゴールキーパーの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。30メートル以上の超ロングシュートを決めた神代は喜びを爆発させ、チームメイトの祝福を受けた。

このゴールについて、中国のネットユーザーからは「素晴らしい！」「世界波（ワールドクラスのゴール）だ」「これはマジですごすぎ」「トラップはやや大きくなったけどシュートはものすごい」「クリスティアーノ・ロナウドが乗り移ったようだ」「美しすぎるドライブシュート」「キャプテン翼」「（漫画「ブルーロック」の）潔世一」「日本はやはりアジアの覇者」といった称賛の声が相次いだ。

また、「こんなゴール、中国ではいまだかつて見たことない」「蹴鞠（けまり）は中国で生まれたのにね」「すでに中国代表より上」「中国はA代表でも彼に勝てるかどうか分からない」「中国リーグならありえない普通はトラップしてパスを選択」「中国の場合、『こんなプレーは合理的でない』とか言われて代表には入れず」「人の潜在力を抑え込まずに発揮させてあげられるのが良い環境だ」「中国が劣っているのは才能でも技術でもなく、メンタルと環境」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）

開始早々に熊本の17歳・神代慶人が決めたゴラッソ。

これは年間ベストゴール級なのでは。個人的には2007年の開幕戦で久保竜彦が決めたゴールを思い出しました。

pic.twitter.com/nQJfYTQ6P3

— いしかわごう (@ishikawago) June 28, 2025