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和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで2018年8月に生まれたジャイアントパンダの「彩浜(さいひん)」の名付け親である日本の少女の言葉に、中国のネットユーザーも心を打たれている。
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで2018年8月に生まれたジャイアントパンダの「彩浜(さいひん)」の名付け親である日本の少女の言葉に、中国のネットユーザーも心を打たれている。
中国への返還が決まっていたアドベンチャーワールドのパンダ、良浜、結浜、彩浜、楓浜の4頭が6月28日、中国・四川省に無事到着した。前日には多くの人がアドベンチャーワールドに駆け付け、別れを惜しんだ。セレモニーでは涙を流す人も見られた。
中国のSNS・微博(ウェイボー)で240万超のフォロワーを持つブロガーは、日本の番組を引用する形で、彩浜の名付け親である森早矢香さん(16)を紹介した。森さんは涙ながらに「彩浜には思い入れがあって、本当に寂しくて、辛くて…」と胸中を吐露。子どもの頃からパンダの飼育員になることが夢で、中国で働けるように頑張っていきたいとの希望を語った。
同ブロガーは「日本人の少女は(パンダの返還に)泣き叫んでいたが、それでも気を取り直して、中国でパンダの飼育員になるために努力することを決意した」と説明。また、日本のテレビ局の成都にまで記者を派遣してパンダの様子を確認するという「熱狂ぶり」にも言及した。
中国のネットユーザーからは「パンダの飼育員、頑張ってね!」「ぜひおいでよ」「彩浜、いい名前」「パンダをそんなに好いてくれて、日本の皆さんありがとう」「日本の人は心からパンダを愛しているんだなあ」「日本人ってどうしてこんなにパンダが好きなの?」「ここまでとはちょっと驚き」「確か成都には実際に日本人の飼育員もいたと思う」といった声が上がった。
なお、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、日本人の阿部展子さんが唯一の外国人飼育員として働いている。(翻訳・編集/北田)
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