英ロンドンに本部を置くエネルギー研究所（Energy Institute）が現地時間25日に発表した最新の年間世界エネルギー統計によると、昨年の世界のエネルギー業界の二酸化炭素排出量は過去最高を記録しました。

報告書によると、昨年は記録的に暑い年で、世界の気温は工業化前の時代より初めて摂氏1．5度高くなり、再生可能エネルギーの利用量が過去最高に達しても、化石燃料の使用量は上昇し続けています。世界のエネルギー業界の二酸化炭素排出量が過去最高を更新するのは4年連続です。

エネルギー研究所は2003年に設立されたエネルギー関連分野のエンジニアや他の専門家向けの専門組織で、1913年に設立された石油学会（Institute of Petroleum）と1925年に設立されたエネルギー学会（Institute of Energy）が統合されたものです。（提供/CRI）