武則天の石碑にあずまや設置し物議、「醜いデザイン」の声も―中国

Record China    2025年6月26日(木) 19時0分

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中国SNSの微博でこのほど、中国史上唯一の女帝である武則天の石碑について、「石碑が覆われて物議に」という話題が関心を集めた。

中国SNSの微博(ウェイボー)でこのほど、中国史上唯一の女帝である武則天(624~705年)の石碑について、「石碑が覆われて物議に」という話題が関心を集めた。

この石碑は陝西省咸陽市の乾陵景区にある「無字碑」で、中国メディアの現代快報によると、最近この地を訪れた観光客が無字碑を覆うあずまやに注目したもようだ。

これに対し、「あずまやを設置することで無字碑をよりしっかり保護できる」と評価する声が上がる一方、「設置する必要はなかった」との意見も寄せられたといい、現代快報はこの件で取材に応じた乾陵管理処の職員が「気の向くまま建てたのではなく、全面的な保護という目的で特別に設置したものです」と説明したことを伝えた。

職員によると、無字碑は年月の経過や自然環境などさまざまな要因による潜在的損傷リスクにさらされており、あずまやは専門家が無字碑の研究を行ってから関係当局の許可を得て作られたのだという。

微博ではこの話題をめぐって「個人的な美的センスから言うと、とても醜いデザインだ」という投稿も見られるが、今後はあずまやによる保護効果や観光客の反応に引き続き注意を払い、必要に応じてさらなる改善措置が検討されるという。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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