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中国科学院紫金山天文台が主導する口径4.2メートルの地上設置型の天体位置測定用望遠鏡と口径2.5メートルの多種端末対応型の汎用望遠鏡の建設が21日、青海省にある冷湖天文観測基地で始まりました。
中国科学院紫金山天文台が主導する口径4.2メートルの地上設置型の天体位置測定用望遠鏡と口径2.5メートルの多種端末対応型の汎用望遠鏡の建設が21日、青海省にある冷湖天文観測基地で始まりました。
望遠鏡2基は主に太陽系内天体の観測に用いられ、その目的は観測技術の手法を互いに補完することで、太陽系内天体に対する高精度な「測位」を実現することです。
口径4.2メートルの地上設置型の天体位置測定用望遠鏡は「大口径単一主鏡」「極めて低い像の歪み」「極めて高い位置測定精度」「きわめて暗い天体も観測できる能力」という四大特長を備えており、その主な目的は太陽系内の暗くて移動する天体の位置や運動と特性についての高精度の測定を実施し、太陽系天体暦の独自構築と長期的維持を支えるとともに、そして中国の宇宙探査飛行や地上観測による深宇宙探査の必要性に対応し、中国の太陽系内天体の高精度観測研究を中核部分から支援することです。
この望遠鏡の完成予定は2027年で、中国初の4メートル級口径単一主鏡天文望遠鏡であり、国際的にも最大級の太陽系内天体精密測定望遠鏡になります。
口径2.5メートルの多種端末対応型の汎用望遠鏡は中口径で高精度の測定望遠鏡であり、多くの端末と接続することで多機能、多用途の特徴を備え、さまざまなタイプの観測ニーズを満たすことができます。その主たる目的は太陽系の自然天体と人工天体の多帯域、多タイプの高精度の測定を行い、太陽系天体暦の独自構築と長期的維持を協同で担うことです。(提供/CRI)
Record China
2025/6/20
人民網日本語版
2025/6/20
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