10人の女性に薬物飲ませ性的暴行、中国人留学生に終身刑=中国ネット「クズ」「こういう悪人は…」

Record China    2025年6月20日(金) 17時0分

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英ロンドンの裁判所は19日、中国や英国で少なくとも10人の女性に薬物を飲ませて性的暴行を加えたとして、中国人留学生の男に終身刑を言い渡した。

英ロンドンの裁判所は19日(現地時間)、中国や英国で少なくとも10人の女性に薬物を飲ませて性的暴行を加えたとして、中国人留学生の男に終身刑(最低刑期付き)を言い渡した。中国メディアの観察者網などが英メディアの報道を引用して報じた。

報道によると、広東省東莞市出身の鄒振豪(ゾウ・ジェンハオ)被告(28)は2019年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で機械工学の博士課程に在籍。インターネットのプラットフォームや出会い系アプリを通じて知り合った女性を自宅へ招き、薬を飲ませて意識を失わせた上で性的暴行を加え、その様子を撮影した。また、一部の被害者のアクセサリーや衣類を奪って保管していたという。

被害女性の一人からの通報で警察が鄒被告の自宅を捜索したところ、違法薬物やカメラを発見。パソコンや携帯電話には数百本に及ぶ動画が保存されており、それらのデータから鄒被告が英国だけでなく中国でも犯行を行っていたことが発覚した。

今年3月5日、ロンドンの裁判所は強姦(レイプ)、のぞき、性的映像の所持、監禁、違法薬物所持など、計28件について有罪判決を下していた。そして、19日に終身刑(仮釈放までの最低刑期24年)が言い渡された。

担当判事のロシーナ・コテージ氏は鄒被告について「人心を操ることに長けた非常に頭の良い若者であるが、被害者の意思や感情を完全に無視していた」と指摘。また、ロンドン警視庁のリチャード・マッケンジー氏は「この事件は中国と英国にまたがる大規模なものであり、被告は私たちがこれまで見てきた中でも最も凶悪な犯罪者の一人」と語った。警察はこのほかにも身元が確認されていない被害者が50人余りいるとみている。

事件について、中国のネットユーザーからは「クズだ」「ざまあみろ」「人格と学歴は関係がないことが改めて分かった」「別の方法で英国の永住権を得たな」「せいぜいムショ暮らしを楽しめ」「こういう悪人は刑務所の中で息絶えて、二度と出てこないでほしい」「死刑でいい」「中国での被害者はどうなるんだ」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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