中国の俳優ドン・ウェイ（鄧為）が今の所属会社と「決別」することが明らかになり、中国SNSの微博（ウェイボー）でトレンド入りの注目ぶりとなっている。

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2023年配信のファンタジー時代劇「長相思」でブレークしたドン・ウェイは、「長相思」がクランクアップしてから約1年たった23年10月に「仙台有樹」の主役に抜てきされ、さらに1年以上経て今年5月にようやく大型時代劇ドラマ「風月不相関」で現場復帰を果たした。所属会社の怠慢で仕事の空白期間が異常に長い事態に直面していたもようだ。

ドラマの空白期間が長いだけでなく、PR活動がほぼ途絶えたり、アンチへの対応を怠ったりと、キャリア成長期の俳優を所属会社がぞんざいに扱ったとしてファンからは「業務能力の不足」「広報スキルの欠如」「ドン・ウェイのためのキャリアビジョンがない」などの不満が噴出した。

情報では、今回の「決別」は途中解約ではなく、所属契約を更新しない方向で決着がついたよう。今後はシャオ・ジャン（肖戦）、シン・ジーレイ（辛芷蕾）が所属する新麗伝媒（New Classics Media）、もしくはリウ・シーシー（劉詩詩）、ヤン・ズー（楊紫）らと提携する自信娯楽（Confidence）に加盟すると伝えられている。

ドン・ウェイは現在、撮影中の新ドラマ「風月不相関」と、審査延期となっている「雲起時」（「雲秀行」からタイトル変更）の2作品を抱えている。2月の「仙台有樹」を最後にドラマの配信はしばらく先になりそうだが、新天地での活躍に期待が寄せられている。（翻訳・編集/RR）