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台湾メディアのFTNN新聞網は17日、日本での入国審査で止められた台湾人男性について紹介した。
台湾メディアのFTNN新聞網は17日、日本での入国審査で止められた台湾人男性について紹介した。
記事は、「近年、台湾人の海外旅行率が上昇しており、なかでも日本は観光やショッピングの人気渡航先となっている」とした上で、台湾の若者向けネット掲示板Dcardに投稿された内容を紹介した。
投稿者の男性は「日本入国の最後の関門で止められた」と題し、自身の大学院卒業祝いを兼ねて家族4人で大阪への6泊7日の旅行に出かけたと説明。飛行機を降りて指紋認証・顔写真撮影を済ませた後、パスポート確認の段階で入国審査官に止められ、「画面に“無職”と出ているけど、観光目的ですか?」と質問されたという。
男性が「大学院を卒業したばかりなんです」と事情を説明したところ、審査官は「安心したようにほほ笑ん」で、そのまま通してくれたという。男性は「家族4人の中で、自分だけが止められた。以前に北海道を訪れた際はそんなことはなかった。もしかして、日本での不法就労を警戒されていたのか?同じような経験をしたことがある人はいますか?」と問い掛けた。
これに、他のユーザーからは「“無職”というのが引っかかったのだろう」「若い旅行者は不法就労を疑われやすい」「割とよくある話。仕事がない人はオーバーステイのリスクが高い人と認識される」「以前行った時、ガイドさんが『職業欄は“有”と書いておいた方がいろいろと面倒が省ける』って言ってた」「自分もよく止められるけど、違法な物とか持ってないし、気にしていない。日本語の練習になると思ってる」「私もよく止められるけどやましいことは何もないので『どうぞ』って感じ。結局、いつもちゃんと通過できる」といったコメントが寄せられたという。
また、「自分は止められただけでなく、荷物も開けられた。中の物を紙で拭かれて、それを専用のボックスに入れられた。すべての物をチェックされたよ。これで少しは安心できたかい?」「今年3月に沖縄、4月に北海道に行ったけど、係員がパスポートを見ながら『あなた何度も日本に来てますね』って理由を聞いてきた。かばんも開けさせられた。去年、妹と2人で行った時も化粧ポーチを検査されたよ」など、入国審査で荷物まで調べられたと報告する声も複数上がっていたという。(翻訳・編集/北田)
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