中国の「AI生成ペットドラマ」がネットで大旋風を巻き起こす―香港メディア

Record China    2025年6月20日(金) 6時0分

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中国メディアの参考消息は17日、中国のAI生成ペットドラマがインターネット上で大旋風を巻き起こしているとする香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を紹介した。写真はペット展。

中国メディアの参考消息は17日、中国の人工知能(AI)生成ペットドラマがインターネット上で大旋風を巻き起こしているとする香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を紹介した。

記事によると、今年4月、AIが生成したオレンジ色の猫の動画が、あるプラットフォームで大旋風を巻き起こし、再生回数は1億5000万回近くに達した。

59秒の動画は、白猫とその金持ちのボーイフレンドの犬に笑われる貧しいオレンジ色の猫が、建設作業員や窓清掃員として懸命に働いて金持ちになり、嘲笑する2匹に衝撃を与えるというストーリーだ。この動画を投稿したアカウントは2カ月もたたないうちに100万人を超えるフォロワーを獲得した。

このアカウントを運営する中国人男性は、AI生成猫ドラマのアカウントを複数所有し、うち二つはフォロワーが100万人を超え、50万人を超えるアカウントもいくつかあるという。

男性によると、1本の動画の再生回数が1000万回を超えると1200~2000元(約2万4000〜4万円)の収益を得ることができ、月の稼ぎは2万元(約40万円)に達する。中国のプラットフォームでは800万回再生された動画で50元(約1000円)しか稼げなかったため、海外のプラットフォームに切り替えたという。動画制作には費用はほとんどかからない。月50元以下のオンラインツールを使い、1日に2〜3本の動画を制作している。

中国のプラットフォーム上では、AIが生成した犬のキャラクターと中国のミニドラマを組み合わせた新しいタイプのドラマも人気を集めている。貧しい雌のビション・フリーゼが後に王女になるというストーリーで、彼女は王宮に戻った後、いじめに遭うが、チャーミングな王子が現れ、その愛を独り占めする。

こうした安っぽい内容はミニドラマによく見られることだが、どんでん返しや心温まる結末にハマる人も多い。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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