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16日、中新経緯は、高速鉄道に乗車していると眠気が起きるという疑問に対し、中国鉄道のカスタマーサービスが回答した内容を報じた。
2025年6月16日、中国メディアの中新経緯は、高速鉄道に乗車していると眠気が起きるという疑問に対し、中国鉄道のカスタマーサービスが回答した内容を報じた。
記事によると、中国のSNS上で16日に「高速鉄道に乗ると眠くなるのも納得」という話題が注目を集めた。あるネットユーザーが車内の二酸化炭素濃度を測定したところ、人の流れが増えるのに伴って濃度が高まり、酸素が薄くなることが分かったといい、同ユーザーはこれが眠くなる理由だと主張している。
これについて、中新経緯の記者が同日に中国鉄道のカスタマーサービスに問い合わせたところ、担当者は「高速鉄道車両内は密閉空間であるものの、走行中はセントラル空調によって温度を一定に保ちつつ換気を行い、酸素を取り入れるため、長時間乗車していても酸素不足が発生することはない」と回答した。
一方、別のカスタマーサービス担当者は「各列車の出発、到着時にシステム検査を実施しており、空気の質は常に問題ない状態を保っている」としつつ、「乗客が増えて密度が高まった時に二酸化炭素濃度が高まる可能性はある」と認めたという。
乗客が増えた高速鉄道車両で二酸化炭素濃度が上昇し、眠くなる可能性があるという仮説について、中国のネットユーザーは「なるほど。だから飛行機でも眠くなるわけだ」「なるほど。だから先生が教室に入ってくると、窓を開けさせるわけだ」「自分なんて出勤した途端に眠くなる」「換気してるんなら、密閉空間じゃないじゃん」「一眠りしたら目的地に着いてるって最高だね」「インドじゃあんなに混み合ってるのに寝てる人いないよね。もしや、インドの列車には窓ガラスがないのか?」といった感想を残している。
一方で「空気の問題じゃないと思う。列車の揺れが心地よくて眠気を誘うんだと思う」という意見も見られた。(編集・翻訳/川尻)
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