秋篠宮家の次女・佳子さまの「盗撮」騒動を台湾メディアも相次いで報じている。

佳子さまは今月4日から、外交関係樹立130周年の記念行事などでブラジルを公式訪問。ところが、9日にブラジル国内線のエコノミークラスの座席ですやすやと眠る様子が同乗した乗客に「盗撮」され、物議を醸した。

台湾メディアのTVBS新聞網は「エコノミークラスの眠れる美女！佳子さまがブラジル訪問中に盗撮され、日本のネットユーザー激怒」と題した記事で、「『最も美しいプリンセス』とも称される佳子さまが、飛行機の中で眠っている姿を乗客に撮影された。海外メディアからは『まるでお人形のように美しい寝顔』と称賛の声が上がったものの、日本のSNS上では強い反発が巻き起こった」と説明。「外国の要人の盗撮を許した」とブラジル政府を非難するコメントもあれば、「宮内庁の警備が甘すぎる」と警備体制に疑問を投げ掛けるコメントもあったと伝えている。

同じく台湾メディアの民視新聞網は「佳子さまが『エコノミークラス』でブラジル訪問！ある映像の流出に日本人が激怒」と題する記事を掲載。佳子さまについて「そのかわいらしい容姿と上品なファッションで多くの人々から称賛され、『東洋のダイアナ』とも称されている」と紹介した上で、盗撮映像について「海外のプラットフォームではかわいらしいと称賛されているが、多くの日本人はこうした映像は非常に『危険』と訴えており、警備体制の問題を指摘する声が続出している」と報じた。また、13日間に8都市をめぐるという過密日程にも批判的な声が上がっていると伝えた。

さらに、同じく台湾メディアの三立新聞網は「佳子さまがブラジル訪問中にエコノミークラスで眠る姿が流出、日本ネットで批判殺到『とんでもない』」と題する記事を掲載。「多くの都市を巡る過密なスケジュールの中、飛行機内で眠っている姿を乗客に盗撮され、その映像が流出した」と説明した上で、日本のネットユーザーからは「皇族なのにエコノミークラス、一方で政治家たちはファーストクラス。これは皇室と国民への侮辱」「佳子さまがエコノミーなら政治家は歩いて移動しろ」など、主に政治家に対する批判的なコメントが出ていると伝えた。

なお、佳子さまがエコノミークラスを利用した理由について、三立新聞網の記事は日本の報道を引用して「ブラジルのローカル機にはエコノミークラスしかなかった」とも伝えている。（翻訳・編集/北田）

佳子さまエコノミーってガチ？

なので寝顔撮られる pic.twitter.com/qmTmmq03AK

— 手を繋げない人間 (@nohandhuman) June 15, 2025