拡大
インドで今月12日に旅客機が墜落した事故の唯一の生還者の座席番号が、27年前の飛行機事故の生還者と一致しているとして中国のSNS上で話題になっている。
インドで今月12日に旅客機が墜落した事故の唯一の生還者の座席番号が、27年前の飛行機事故の生還者と一致しているとして中国のSNS上で話題になっている。
12日、インド西部アーメダバードでエア・インディアのボーイング787-8型機が墜落。乗客・乗員242人のうち241人が死亡し、40代の英国籍の男性1人が奇跡的に生還した。男性の座席番号は「11A」で、男性本人の搭乗券の画像も出回っている。
一方、この事故について、タイの有名な男性歌手のルアーンサック・ローイチューサック(ジェームス)さんはSNS上で「エア・インディアの事故で唯一助かった人が座っていた座席番号を知って鳥肌が立った」と明かした。
ルアーンサックさんは1998年12月11日に起きたタイ国際航空261便墜落事故の生還者の一人で、まさに「11A」に座っていたのだという。同事故では乗員乗客146人のうち101人が死亡、45人が負傷した。事故後、ルアーンサックさんは「鋼の男」として一躍話題になった。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「タイとインドの飛行機事故の生存者の座席番号がいずれも11A」がトレンド4位にまで浮上。ネットユーザーからは「すごっ」「11Aだな。覚えたぞ」「この座席は人気になるだろうな」「2度も生存者が出ているのは偶然ではないと思う」「まもなく、11Aはお金を出さないと予約できなくなるだろう」「11Aだけファーストクラスの価格になったりして」「『11A』のTシャツを作れば爆売れすると思う」といった声が上がった。
一方で、「偶然に過ぎない」「ポイントは彼(ルアーンサックさん)は唯一の生存者ではないということだ」「(タイの事故では)3分の1は助かったわけだからな」「11Aはもともと非常口から近い席。不思議でも何でもない」などのコメントも寄せられた。
なお、中国メディアの三湘都市報は「11Aの座席は安全なのか?」という疑問について、あるベテランパイロットが「飛行機事故の原因はさまざまで、着地や着水時の姿勢、速度、衝突部分などにより損傷状況や生存率は大きく異なる。そのため、どの座席が特に安全、あるいは危険だとは一概には言えない」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/北田)
Record China
2025/1/31
Record China
2025/6/10
Record China
2025/5/27
Record China
2024/12/26
Record China
2024/11/14
Record China
2024/11/14
この記事のコメントを見る