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ニュージーランドのラクソン首相の来週の中国公式訪問が発表される1週間前に、同国の元首相ら数人は公開書簡で、同国を最大の貿易相手国である中国の「敵」と位置付けることに警告を発していた。
中国メディアの参考消息が英ガーディアンの13日付報道として伝えたところによると、ニュージーランドの首相官邸がクリストファー・ラクソン首相の来週の中国公式訪問を発表する1週間前に、ヘレン・クラーク元首相ら数人は公開書簡で、ニュージーランドを最大の貿易相手国である中国の「敵」と位置付けることに警告を発していた。
ラクソン氏にとっては、2023年末に就任して以来初の訪中となる。
公開書簡は、ラクソン氏に対し、今回の訪問を「ニュージーランドが中国との戦略的パートナーシップに対する超党派のコミットメントを維持することを最高レベルで明確にするため」に利用するよう促した。最近の政府の声明については「ニュージーランドを米国と並んで中国の敵対国として位置付けている」ようだとし、「ニュージーランドが、明らかに中国を標的とした、AUKUSの第2の柱を含む防衛協定に参加することは、ニュージーランドにとって大きな不利益となるとみている」「中国に向けられた米国との軍事関係はニュージーランドにとって多くのリスクを伴うとわれわれは考えている」「2008年にニュージーランドが先進国として初めて中国と自由貿易協定を締結して以来、築いてきた特別な関係はもはやニュージーランドにとってそれほど重要ではないと、中国が結論付けたとしても不思議ではない」などとした。(翻訳・編集/柳川)
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