新鄭国際空港で日本や韓国の旅客が急増、最速3分で入国手続き完了―中国

人民網日本語版    2025年6月15日(日) 19時0分

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新鄭国際空港では日本や韓国の旅客が急増している。

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「こんにちは。何かお手伝いできることがありますか?」「240時間以内のトランジットビザ免除措置を申請したいです」「では、パスポートと乗り継ぎ航空券を見せてください。そして、外国人入国カードに必要事項を記入してください」。これは人民網の記者が11日、河南省鄭州市の新鄭国際空港で外国人対象の240時間以内のトランジットビザ免除措置とスピーディーな入国手続きを体験した際のやり取りだ。専用端末で指紋を採取し、入国カードに必要事項を記入するなど、トランジットビザ免除措置利用の手続きはあっという間に終わり、かかった時間はわずか3分だった。このような、非常にスピーディーな入国手続きが実現しているのは、河南省が対外開放に力を入れているからだ。

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新鄭空港のT2ターミナルビルの国際線到着フロアに行くと、近未来感があふれているほか、親切なサービスを体験することができる。目の前にある巨大なスクリーンには、多言語で、「240時間以内のトランジットビザ免除措置利用者専用ゲート」という案内が表示されている。また、指紋自動採取端末は、旅客の国籍情報を基に対応する言語に自動で切り替わり、円滑に手続きができるようになっている。入国カード記入エリアにも、多言語で、注意事項が分かりやすく表示されており、気配りが行き届いていた。


通関地は対外開放の門戸だ。2024年12月17日、鄭州の空港から、トランジットビザ免除措置を利用して入国して、滞在できる時間が240時間に延長されて以降、鄭州出入境・国境検査所は、勤務スタイルを合理的に調整し、365日24時間体制で、外国人が円滑に入国手続きを行えるようにしており、海外から来た旅客は、河南省に到着した瞬間から、「便利」と感じることができるようになっている。

今年1~5月、鄭州の空港から中国に入国した外国人の数は前年同期比2倍以上増の延べ3万1700人に達した。そのうちの2万3800人は各種ノービザ措置や240時間以内のトランジットビザ免除措置を利用して入国した外国人で、全体の75.2%を占め、前年同期比3.7倍増だった。中国に入国する外国人の主な目的は観光、ビジネス、親戚・友人訪問などだ。国別で見ると、韓国やマレーシア、日本から来る旅客が目に見えて増えている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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