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中国のSNS・小紅書(RED)に7日、「日本はルールが非常に多い国」との投稿があり、反響を呼んでいる。
中国のSNS・小紅書(RED)に7日、「日本はルールが非常に多い国」との投稿があり、反響を呼んでいる。
投稿者は「どこを旅行する時も、私はできる限り現地のルールに従うようにしている。今回は3度目の日本だが、毎回、旅行の準備をするたびに日本のルールは多くて複雑だと実感する。こういう社会形態はもちろん利点もあれば弊害もある。みんながルールを守れば秩序や効率は保たれるが、隠れたコストは増加することになる。一般の旅行者にとって、こうした複雑なルールを完全に理解するのは難しく、結果としてミスを犯してしまうのは仕方のないことだ」とつづり、1枚の写真を投稿した。
写真は大阪のとある博物館の中で撮影したものだといい、ソファーが置かれ、すぐそばの壁に「水分補給指定場所。お座りになってお願いします」「こちらは水分補給場所となっております。休憩スペースではありません。水分補給を終えられましたら、速やかにご退席をお願いします」などと書かれた紙が貼ってある様子が写っている。
投稿者は、「見学する際、中に少し休める場所があるだろうと思っていたが、ソファーのそばに貼られた注意書きを見て、座るのが気まずくなってしまった。水を一口飲んだらすぐに立ち上がり、結局休憩にならなかった。歩き続けて展示を見て回るしかなかった」と振り返った。
そして、「旅行体験としては、日本はまさに完璧だと思う。それに私は長年日本文化に興味を持っており、それが今回日本を旅行先に選んだ大きな理由の一つでもある。だが、やはり日本旅行の計画を立てるのは疲れる。あまりに多くのルールや決まりがあるからだ」とつづった。
また、投稿者は「もう一つ思い出したこと」として、「大阪万博を見学した際、日本館の出口の通路に休憩用の椅子が置いてあり、『飲食禁止』の注意書きがあったが、隣に座った日本の老夫婦がそれに気付かずに座っておにぎりを食べ始めてしまった。するとスタッフがやって来て『ここで飲食はできません』とやんわりと伝えていた」と回想し、ユーザーらに「うっかりルールを破ってしまうことは(日本人でも)避けられないことなのだから、あまり気にしすぎないように」と呼び掛けている。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「(日本は)土地は狭いのにルールはやたら多い」「日本はルールが多い一方ではっきりとしていない」「同感。(日本は)ルールが多すぎる。一部は本当に細かくて厳しくて、毎日本当に疲れちゃう」「それに日本人はルールを守らない人に対してとても腹を立てる」など不満を示す声が上がる一方、「人それぞれ違う。私はルール通りにやるのが好き」「私はまさにそういうルールで決まっている感じが好き。混乱しているのは嫌い」「私はルールが多いのを我慢するよりも、禁煙の場所なのに副流煙を無理やり吸わされるところを旅行する方が嫌だけどね」などルールを定めてそれを守ることに肯定的な声も寄せられた。
また、博物館の注意書きについては「正直、ちょっと座って水を飲めるだけでも助かると思う」「自分なら、人が少なければ堂々と座っちゃうけどね」「飲んで、少ししてからまた飲んで、ってこともある。飲んでいる間だけ座っていいとか、そういうことじゃないと思う」「座りながら、たまにペットボトルを口元に持っていっていれば問題ない」といった意見が寄せられたほか、「日本って本当に座って休める場所が少ない。座れるのは地下鉄くらい」「渋谷で座って休める場所を探して歩きまわったけど、結局、道路沿いにあるベンチくらいしかなかった」といった声も出ている。
このほか、「(ルールを破ってしまっても大丈夫とは言っても)日本人は相手が日本人か外国人かで態度を変えるからな」「実際のところ、君たち旅行者が海外だからって特に現地のルールを気にしているだけ。現地に長く住んでいる人や日本人は、いちいち気にしていないよ」「ポイントはルールが多いか少ないかではなく、守る人が多いか少ないかだ」といったコメントも書き込まれていた。(翻訳・編集/北田)
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