2カ月以上の逃亡生活を経て、カピバラの「豆包」がついにお縄―中国

人民網日本語版    2025年6月6日(金) 11時30分

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江蘇省にある茱萸湾景勝区は、2カ月以上にわたり「逃亡生活」を続けていた同景勝区内の動物園のカピバラ「 豆包」が捕獲器の仕掛けにかかり、無事捕獲されたことを明らかにした。

江蘇省にある茱萸湾景勝区は、2カ月以上にわたり「逃亡生活」を続けていた同景勝区内の動物園のカピバラ「 豆包」が3日午前2時、捕獲器の仕掛けにかかり、無事捕獲されたことを明らかにした。

飼育員によると、豆包は2カ月もの逃亡生活をしたにもかかわらず、体重は減るどころかむしろ500グラム以上も増えており、毛並みも毛艶も良くなっていたという。これで、共に脱走し、すでに捕獲されていた「共犯者」とも再会を果たし、ようやくカピバラ3匹が勢ぞろいした。

今回の「カピバラの脱走」に関しては、同景勝区が5月11日午前に、動物園で飼育されていたカピバラの豆包が「脱走」後、40日過ぎてもまだ見つかっていないため、懸賞公告を出したと報道されていた。

公告は「共犯」の2匹はしばらくして捕獲されたものの、豆包だけいまだ逃亡中のため、有力な情報を提供した人には入園券1枚を進呈するとしたところ、ネットユーザーから「最もケチな動物園」と突っ込まれ、ネット上で大きな話題となった。

その後、動物園は5月12日に、入園券1枚に加えて、米1袋と卵1箱を進呈するとし、5月16日にはさらに冷凍の揚州チャーハン10人前、ギフト用中華まんじゅう2箱、限定版の関連グッズ8点、生涯無料で入場できる家族カードを加え、「報酬追加はこれで最後」としていた。

結局、豆包は自らわなにかかり、お縄となったことを受け、ネットユーザーからは、「豆包のおかげで、園長は報酬のための経費を削減できた」と突っ込むコメントが寄せられた。(提供/人民網日本語版

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