水素を用いる鉄道交通車両、長春の街に登場―中国

人民網日本語版    2025年6月6日(金) 14時30分

拡大

水素を用いる鉄道交通車両が長春に登場した。

(1 / 3 枚)

中車長春軌道客車が開発した新エネルギー低輸送量鉄道交通車両「氢春号」がこのほど、吉林省長春市に登場した。吉林日報が伝えた。

その他の写真

氢春号は水素エネルギーをメイン動力とし、外部電源への依存から完全に脱却し、運行全体の二酸化炭素排出ゼロを実現した。列車は1回の水素充填で320キロメートル以上の航続距離を達成し、1キロメートル当たりのエネルギー消費量はわずか1.5キロワット時(kWh)しかない。


また、列車はスーパーキャパシタ、動力バッテリー、架線電力供給のモジュール式切り替えに対応しており、異なる都市のインフラ条件や複雑な運行環境に適応可能だ。低輸送量鉄道交通の新顔として、氢春号は軌道交通と従来の公共バスの長所を兼ね備えている。


車両と地上システムの統合・再設計により、建設コストや全ライフサイクルの保守費用を大幅に削減した。1両の長さは15.85メートルで、1両から6両までの柔軟な編成に対応し、通勤や観光の異なる輸送ニーズに応えることができる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携