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中国メディアの新京報は5日、「歴史の冒涜(ぼうとく)は許されない!」と題し、抗日戦争に関する投稿により2人のネットユーザーが当局に処罰されたことを伝えた。
中国メディアの新京報は5日、「歴史の冒涜(ぼうとく)は許されない!」と題し、抗日戦争に関する投稿により2人のネットユーザーが当局に処罰されたことを伝えた。
記事によると、中国の公安部網絡安全保衛局がこのほど、2件の取り締まり事例を発表した。鄧(デン)容疑者は4月28日にネット上に書き込んだ内容が、「中国共産党が指導する軍隊による日本軍撃滅のデータを偽造し、抗日戦争における中国共産党の中核的存在としての役割をおとしめ、否定する内容を流布するもの」だったとされ、「国家および民族感情を冒涜し、社会に悪質な影響を与えた」との理由で行政処罰を受けた。
また、張(ジャン)容疑者は1月18日、「紅軍(中国共産党の軍)が関東軍に資金援助をしていた」などと書き込んだことについて、「悪質な虚偽情報をねつ造・拡散し、中国共産党の指導下にある東北の抗日武装勢力が真っ先に民族抗戦の旗を掲げたという歴史的事実を否定し、抗日戦争の歴史を歪曲し、社会に悪質な影響を与えた」との理由で行政処罰を受けた。
記事によると、2人の容疑者はいずれも出頭後に「違法行為を全面的に認めた」とされている。なお、処罰の内容については伝えられていない。(翻訳・編集/北田)
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