第22回シャングリラ対話閉幕、参加各国が共同で課題対応を提言

CRI online    2025年6月2日(月) 18時50分

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シンガポールで3日間にわたり開催されていたアジア安全保障会議が6月1日、閉幕しました。写真はベトナムのファン・バン・ザン国防相。

シンガポールで3日間にわたり開催されていたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)が6月1日、閉幕しました。参加した各国代表らは、世界は目下深刻な変化の中にあり、平和・協力・発展が依然として主要なトレンドであり、アジア各国は相違点を尊重しながら共通点を求め、共同で課題に立ち向かわなければならないとの認識で一致しました。

ベトナムのファン・バン・ザン国防相は演説で、シャングリラ対話を含む国際防衛フォーラムやグローバル・地域の多国間協力メカニズムが、協力の推進と衝突の回避に尽力し、ウィンウィンの実現と矛盾の軽減ができるよう期待すると表明しました。

中国人民解放軍国防大学代表団団長で、同大副学長兼教育部長の胡鋼鋒氏は5月31日午後、特別フォーラム「アジア太平洋地域の海上安全保障協力」に出席し、中国の見解を説明しました。胡団長は、中国は習近平主席による3大グローバルイニシアチブを堅持し、海洋運命共同体の理念を積極的に実践し、アジア太平洋を平和の海・友好の海・協力の海へと共同で構築していくと述べました。また、「真の多国間主義を堅持し、アジア太平洋の海上安全保障の秩序を維持すること」「誠実な対話と協議を堅持し、アジア太平洋の海上における持続的な平和を促進すること」「平等な交流と相互学習を堅持し、アジア太平洋の海上における美しい未来を創造すること」の3点を提唱しました。


今回のシャングリラ対話では、中国が提唱したアジア安全保障モデルなどの理念が域内各国から歓迎と支持を受けました。参加者らは、このモデルは安危を共にし、小異を残して大同を求め、対話と協議を進めるという3大要素が含まれており、これこそがアジア各国の共通利益に合致し、周辺諸国が安定した発展という共通のビジョンを実現するために役立つと表明しました。(提供/CRI

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