【素敵な伝統を探す旅】端午節

人民網日本語版    2025年6月2日(月) 16時20分

拡大

5月31日は端午節(端午の節句、旧暦5月5日)。「素敵な伝統を探す旅」シリーズでは今回、美味しいものに目がないKukuが、中国人の国や故郷に対する思いの詰まった端午節に食べる「ちまき」を紹介!

5月31日は端午節(端午の節句、旧暦5月5日)。「素敵な伝統を探す旅」シリーズでは今回、美味しいものに目がないKukuが、中国人の国や故郷に対する思いの詰まった端午節に食べる「ちまき」を紹介!

旧暦5月5日の端午節は、初めて世界無形文化遺産に登録された中国の祝日だ。

笹や葦などの葉に、もち米を詰め、三角錐などの形に包み上げるちまきには、1000年以上にわたり伝承されてきた文化が詰められている。また中国では端午節にちまきを食べるのは、戦国時代の楚の家臣・屈原を供養するためとされている。

中国は国土が広大で、物産が豊富であるため、地域によって、ちまきに使う食材や作り方も異なる。例えば、南方エリアでは、しょっぱい味のちまきが好まれ、肉類やアヒルの塩漬け卵の黄身「咸蛋黄」、魚介類などを具にしている。一方、北方エリアでは、甘くて、モチモチとした食感のちまきが好まれ、ナツメ、こしあん、ハスの実などを具にしている。甘いちまきも、しょっぱいちまきも、どれも美味しく、人々の舌を楽しませてくれる。

ちまき作りだけでなく、端午節にはドラゴンボートレースを楽しんだり、菖蒲やヨモギを玄関の軒につるしたり、五色の糸を編んで腕につける習慣がある。ドラゴンボートレースは現在、他の国でも実施される競技になっており、外国人の間でも人気が高まっている。

ちまきを食べて、健やかな端午節を過ごそう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携