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中国のBYDとシャオミが米国のテスラを抜いて中国人のEV購入における第一候補のブランドとなったことが分かった。写真はBYDのコンパクト電気SUV「元UP」。
中国メディアの快科技によると、中国の比亜迪(BYD)と小米(シャオミ)が米国のテスラを抜いて中国人の電気自動車(EV)購入における第一候補のブランドとなったことが、UBSの調査で分かった。
世界規模で実施した調査の結果によると、テスラ車の購入を検討する消費者の割合は昨年の39%から36%に低下し、EV購入における第一候補としてのシェアは22%から18%に低下した。
テスラは米国のEV市場で48%のシェアを占めているものの、中国と欧州では激しさを増す競争に直面している。
中国市場では、EV購入における第一候補としてのシェアは18%から14%に低下し、BYDとシャオミに抜かれた。中国の消費者は国内ブランドをますます好むようになり、テスラはもはや技術的リーダーとは見なされていない。
欧州市場でもEV購入における第一候補としてのシェアは33%に低下し、アウディとBMWに抜かれ、販売台数の減少が続いている。
UBSによると、テスラの運転支援機能サービス(FSD)ソフトウエアの価格設定と消費者が支払える価格との間に乖離(かいり)があり、自動運転ソフトウエア市場における同社の成長ポテンシャルを制限している。またテスラのグローバルな価格戦略には矛盾が見られ、競争面で中国ブランドからの挑戦に直面している。(翻訳・編集/柳川)
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