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湖北省にある宜来高速道路の柴埠渓大橋は25日、中央部の連結に成功しました。
中国中南部の湖北省にある宜来高速道路の柴埠渓大橋は25日、中央部の連結に成功しました。柴埠渓大橋はH型鋼組合梁の斜張橋として、世界で幅が最も広い橋です。
宜都市と来鳳県を結ぶ宜来高速道路の柴埠渓大橋は、湖北省内で初の省道と高速道路が同じ橋面に設けられた斜張橋です。主橋は全長904メートルでメインスパンは480メートル、橋面幅は44.5メートルで、谷底から橋面までは100階建てビルに相当する300メートル近くの高さです。柴埠渓大橋は片道2車線の高速道路と片道1車線の自動車道路として建設されています。2025年末までには基本部分が完成する予定で、完成後は恩施から宜昌までの自動車による移動が2時間に短縮されます。
この橋は省道と高速道路が同層に設けられる構造を採用し、省道として利用できる10.25メートルの幅が確保されます。道路2種の併存という設計のため、主橋の縦方向のメインスパン間と横方向の橋面はいずれも非対称構造であり、橋の重心は中心部にあるわけではありません。その様子は、2つの山の峰に2つの「天秤」が架け渡されたようで、建設には極めて高い難度が伴いました。また、橋は湖北省南西部の武陵山の奥地に位置していて昼夜の温度差が最高で22度に達することもあり、中心部での連結作業では高度な技術力が要求されました。建設チームは押し出し工法や橋面クレーンによる荷下ろしを通じて構造のバランスを取り、最終的にミリ単位の精度での中央部連結を実現させました。(提供/CRI)
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