アリババ・ピクチャーズが社名変更へ、「阿里影業」から「大麦娯楽HD」に

CRI online    2025年5月23日(金) 16時50分

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アリババ・ピクチャーズが「阿里影業」から「大麦娯楽HD」に社名を変更します。

中国IT大手のアリババグループは21日に声明を出し、「阿里大文娯集団」を同日付で「虎鯨(シャチ)文娯集団」に昇格させると発表し、同社傘下のアリババ影業(アリババ・ピクチャーズ・グループ:01060.HK(の英文社名を「Alibaba Pictures Group Limited」から「Damai Entertainment Holdings Limited」へ、中国語社名のフルネームを「阿里巴巴影業集団有限公司」から「大麦娯楽控股有限公司」へと変更する計画を明らかにしました。今後は「エンターテインメントとAI」という二つの戦略的キーワードを中心に、アジアをリードするテクノロジー遺伝子を持つリアルエンターテインメント企業を目指すということです。

アリババによりますと、今回の社名変更は同社の「初心に戻り、第二創業を行う」という戦略的理念に基づき、コア事業にいっそう専念するという起業マインドで、より明確なイメージでユーザーやパートナーに寄り添うためとしています。今後は「コンテンツ+テクノロジー」の2本柱による戦略を堅持しながら、ユーザーにオンラインとオフラインの全シーンにわたるエンターテイメント体験を提供していくとのことです。

アリババ・ピクチャーズは2014年の創立以来、コンテンツの配信、チケット販売プラットフォーム、広報・配給、映画館サービス、IP派生商品、芸能人のマネジメントなど、全過程にわたるエンターテインメント産業チェーンの統括と整合を徐々に完成させてきました。同社は過去11年間で300本余りの映画、400時間以上のドラマ、240万回の公演を手がけました。

また、アリババ・ピクチャーズが19日に発表した2025会計年度の業績報告によりますと、今年3月31日までの同社の収入は前年同期比33%増の67億200万元(約1194億円)に達し、前年同期比61%増となる8億900万元(約177億円)の黒字を達成しました。そのうち、大麦プラットフォームでのチケット販売や公演事業は2年連続で総取引額(GMV)の急成長を記録し、公演事業とチケット販売市場でのトップの地位を保っています。(提供/CRI

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