中国・ASEAN10カ国、自由貿易協定3.0交渉を全面的に妥結

人民網日本語版    2025年5月23日(金) 16時30分

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中国・ASEAN10カ国は自由貿易協定3.0交渉を全面的に妥結した。写真は中国の生鮮市場。

中国商務部は21日、20日にオンライン方式で開催された中国・ASEAN経済貿易閣僚級特別会議において、双方の経済貿易大臣が共同で「中国ASEAN自由貿易協定(ACFTA)3.0交渉が全面的に妥結した」と発表したことを明らかにした。

ACFTA3.0交渉は2022年11月に開始され、約2年間に9回の交渉が行われ、24年10月に実質的に妥結した。関係国の経済貿易大臣による全力的な調整と共同推進の下、双方はこのほど交渉を全面的に妥結し、アップグレード議定書の調印に向けて重要な一歩を踏み出した。

ACFTA3.0は包摂的、現代的、全面的で互恵の自由貿易協定だ。ACFTA3.0の対象分野は、デジタル経済、グリーン経済、サプライチェーンのコネクティビティー、標準・技術規制と適合性評価手続き、税関手続きと貿易円滑化、衛生と植物衛生措置、競争と消費者保護、中小零細企業、経済技術協力の9分野に及び、新たな情勢の下で双方のより広範で深い地域経済統合の推進に寄与するとともに、産業チェーン・サプライチェーンにおける双方の深い融合を力強く促進し、画期的な意義を持つ。

ACFTA3.0は中国ASEAN運命共同体の構築も力強く促進するとみられている。 双方は今後、調印批准に向けた国内の手続きを積極的に進め、年内の議定書調印を目指すとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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