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広東省茂名市では今、ライチの収穫適期を迎えている。
広東省茂名市では今、ライチの収穫適期を迎えている。今年、同市ではスマートドローン輸送を導入し、ライチを輸送する革新的な「空中ルート」を打ち出し、「低空経済(低空域飛行活動による経済形態)」を通して、山地にあるライチ畑から、ライチを輸送する際のボトルネックを打破。ライチ産業の高度化に新たな原動力を注入している。
茂名市平山鎮の仁耀垌村にあるライチ畑では、作業員がライチを収穫して、ピッキングし、プラスチック製のかごに入れた後、それを近くにあるドローンの離陸ポイントまで運んでいた。ドローンは、山の上にあるライチ畑から上空に飛び立ち、指定のルートを飛行して、山の下にあるコールドチェーンセンターまで、ライチを運んでいる。ドローンは、1回当たり、85キロのライチを輸送でき、1キロの移動に5分しかかからない。
平山鎮にある2000ヘクタールのライチ畑は、水域に囲まれた起伏ある丘陵地帯に点在しており、以前は、山を幾つも越えてライチを収穫し、ライチの入った籠を背負って下山するというのが、ライチ農家の仕事だった。しかし、今では、現地の農業農村当局が、企業と農家が連携するための架け橋を構築し、ドローンを使ってライチを輸送できるようにしており、ライチの「輸送が難しい」、「ロスが多い」、「輸送コストが高い」という難題を解決し、新鮮なライチを中国全土に出荷できるようになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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