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中国のSNS・小紅書(RED)に21日、「また日本の文明の細部に衝撃を受けた」との投稿があり、反響を呼んでいる。
中国のSNS・小紅書(RED)に21日、「また日本の文明の細部に衝撃を受けた」との投稿があり、反響を呼んでいる。
投稿者の女性は、東京都内のとある施設の階段で撮影した写真を投稿し、「手すりに点字があり、地下鉄の出口の番号が示されていた。下り方向には『銀座駅』、上り方向には『出口』『交差点』などとも書かれていた。そして点字はすべて、手すりをつかんだ時に指先が触れる側に統一されていた」とし、「都市の文明とは、こうした細部に現れるものだ」と評した。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「本当に思いやりがある」「日本にはこういう細かい部分で素晴らしいことがたくさんある」「日本の細部は確かに優れている」「日本の化粧品のパッケージにも目の不自由な人のための細工がある」「良いところはたくさん学ぼう」といった声が上がった。
また、「7日間の日本旅行に行ったら目の不自由な人が1人で電車に乗っているのを見た。上海ではほぼ見たことがない」「京都でバスに乗っていた時、停車ボタンが押されてバス停で止まり、白杖をついた目の不自由な人がゆっくり降りていった。私たち3人は目を丸くして驚いた。本当に目の不自由な人がバスに乗っているんだって。その時、文明の差を感じた」「大阪のデパートで目の不自由な人が作業着を着てエレベーターのボタンを消毒する仕事をしていて、めちゃくちゃ衝撃だった」といった実体験も。
さらには、「海外で身体障害者を見かけるのは、身体障害者が健常者と同じように過ごすことができるから。中国で身体障害者を見かけないのは少ないからではなく、点字ブロックなどの設備が(車両などに)占領されて使えないからだ」といった指摘も寄せられた。
一方で、「2018年に営業を開始した上海地下鉄にもある(写真付き)」「北京地下鉄の階段の手すりにもある」「武漢地下鉄にもある」「瀋陽にもあるぞ」など、中国各地でも同様に手すりに点字が設置されているとの声も多数上がっているほか、「簡単に衝撃受けすぎでしょ」「(日本の)良い所だけ写真に撮って、悪い所は撮らないんでしょ」「これ(点字ブロックがマンホールのふたで途切れている様子)も日本で撮影した写真だ。みんな(日本を)神格化するなよ」などと反論するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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