「日本で7月大地震」の予言の影響? 訪日ツアーが過去20年で最安に―台湾メディア

Record China    2025年5月19日(月) 21時0分

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台湾メディアの三立新聞網は19日、「日本の7月大地震の予言が人々を恐怖に!」と題し、台湾の旅行会社の日本旅行の価格が大きく下がっている現状を報じた。

台湾メディアの三立新聞網は19日、「日本の7月大地震の予言が人々を恐怖に!」と題し、台湾の旅行会社の日本旅行の価格が大きく下がっている現状を報じた。

同記事は、最近、日本の漫画家・たつき諒さんが自身の作品「私が見た未来」の中で示した「予言」が話題になっていると説明。その内容は「2025年7月5日に大地震が発生する可能性がある」というもので、東アジア各国でも関心を呼んでおり、間接的に日本の夏休みの観光業にも影響を及ぼしていると伝えた。

たつきさんは1999年出版の著書「私が見た未来」で東日本大震災を言い当てたと注目が集まり、2021年に出版された「私が見た未来 完全版」に記されている「25年7月に大災難がやってくる」との内容が、南海トラフ大地震を予言しているのではないかとの憶測を呼んでいる。

三立新聞網の記事は「予言の真偽は定かではないが、観光業には影響が出始めている」とし、台湾の旅行会社・晴日旅行社の代表を務める黄清凉氏が「7月大地震の予言の影響により、今年の夏休みの訪日ツアー旅行の価格が、過去20年で最も安くなっている」と明かしたことを紹介した。

そして、「本来であれば夏休みは繁忙期で、日本は台湾人に最も人気の旅行先になるはずだったが、業界関係者によると、各旅行会社の日本ツアーの数は少なくとも2割は減少しているそうだ。また、夏の航空券は毎年、平常時よりも25%ほど高くなるが、今年は平常時とほぼ同じ水準まで下がっている」と伝えている。

記事によると、台湾中央気象局地震測報センターの呉健富主任は、日本政府が今年、30年以内の南海トラフ大地震発生の確率を上方修正したこと、実際に地震が起きた場合、台湾も津波の被害に遭う可能性があることなどに言及しつつ、「地震は自然現象であり、特に日本と台湾はもともとプレートの境界に位置する地震多発地域である。(予言は)過度に恐れる必要はなく、日頃から防災の意識や情報に注意することが重要」との見方を示した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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