中国の国家市場監督管理総局が主導して実施した2024年中韓電気製品検査能力検証作業がこのほど完了し、比較検証に参加した22社の中韓両国の電気検査・測定機関がいずれも合格しました。

今回の能力検証作業は広東製品品質監督検査研究院など中国側の測定機関19社と韓国側の測定機関3社が共同で参加したもので、電源アダプターの「入力電力」と「プラグ放電」という電気製品の安全と機能に関する二つの重要な検査指標に焦点を当て、厳密なテストと比較検証、科学的な差異分析、効果的な改善というクローズドループプロセスを通じて、重要な指標における両国の電気検査技術能力の「ゼロ偏差(データポイントのほとんどが平均値とほぼ同じであり、データの散らばりが非常に小さいこと)」実現に成功しました。中韓両国の検査・測定技術の整合性が著しく向上したことは中韓両国の電気製品企業が国境を越えて検査・認証を受ける際のコストを低減させ、両国の家電企業の国際市場での競争力向上にもつながると見込まれています。（提供/CRI）