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香港メディアの香港01は14日、香港のサイゼリヤ店舗で客と店がトラブルとなり、警察が出動する騒ぎになったと伝えた。
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香港メディアの香港01は14日、日本のイタリアンレストランチェーン・サイゼリヤの香港店舗で客と店がトラブルとなり、警察が出動する騒ぎになったと伝えた。
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当事者の女性は11日、Facebook(フェイスブック)とThreads(スレッズ)に騒動の詳細を投稿し、「食事に行っただけで警察沙汰になった」とつづった。女性は知人らと3人で西九龍中心(ドラゴンセンター)の4階にあるサイゼリヤで昼食をとろうと入店、スマートフォンからメニューを選択して注文したものの画面が真っ白になった。そのため、知人のスマートフォンを使って再度注文した。すると画面に「追加のご注文ありがとうございます」と表示されたという。
すぐに店員を呼んで確認してもらうと、「2件の注文が入っている」と言われた。女性は最初の注文で画面が白くなったことを伝え、1件の注文をキャンセルしたいと申し出た。しかし、店長は「キャンセルはできない」とし、最初の注文の料理もまだ出てきていない状態で、「全部食べられなくても代金は支払ってもらう」「警察を呼んでも構わない」と強い態度で主張してきたという。
女性らは妥協し、「2件目の注文分はテイクアウトにしてもらいたい」と希望したものの、店長は聞き入れず、2件分の注文をすべてテーブルに運んできたという。店員を呼んでも無視されたため、女性らはやむなく警察に通報した。女性は「テイクアウト用の容器も、警察官に言われてようやく店員が持ってきた」と振り返った。
女性によると、その後店からドリンクバー料金の重複分の返金とテイクアウト用容器の料金を過剰に請求していた分の返金は可能との電話があったが、返金の総額は数十香港ドル(1香港ドル=約18円)程度で、現金ではなく小切手ということで手間を考え断念。代わりに謝罪文の掲示を求めたが店はこれを拒否したという。女性は「今回の件を教訓にする。今後は必ず店員に直接頼むようにする」としている。
この投稿に、ネットユーザーからは「料理はまだ提供されていないし、店側がすぐにキャンセルすべきだろう」「ネット回線の問題かもしれないのに、キャンセルを求めた客に同じ料理を2セット強制的に食べさせるのは非情すぎる」「システムの問題でしょ。店側はキャンセル対応すべきだった」「他の店で同じことがあったけど、その時は店員がきちんとキャンセルしてくれた」「北上(※香港人が中国本土に行って消費すること)ばかりするのは価格が理由と言われるけど、こんなサービスじゃ当然だな」といった声が上がった。
一方で、「画面がフリーズした時点で確認すべき。重複して注文したのは自分(客)たちの確認不足。全部店のせいにするのは違う」との意見もあったが、「キャンセルできないはおかしい。店のシステムの問題の責任を客に全部押し付けている」「注文が重複して半分はテイクアウトでと頼んでも拒否され、『警察呼べ』と言われた。それが客の責任になるのか?」などの反論が寄せられているという。(翻訳・編集/北田)
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