2025年5月15日、韓国・毎日経済によると、米国の旅行専門メディア「グローバル・トラベラー」が主催した今年の「レジャー・ライフスタイル・アワード」で、韓国のソウルが「アジア最高のレジャー目的地」部門1位に輝いた。

グローバル・トラベラーは世界各国の読者投票をもとに、旅行・レジャー分野で最も優れた都市を毎年選出している。

レジャー・ライフスタイル・アワードは13年から毎年、最高のレジャー目的地を選定・表彰しており、24年にはアジア地域で台北（台湾）が1位、ソウルが2位を記録していた。

今年はソウルが1位を記録し、2位以下には台北、東京、プーケット（タイ）、シンガポールが続いた。

ソウル観光財団は「今回の受賞はソウルが韓流コンテンツ、ショッピングやグルメ、登山観光、ナイトツアー、フェスティバルなど多様なレジャーコンテンツの面において、アジアの都市の中で高い競争力を持っていることを示すもの」と説明。財団関係者は「今後も『ビジネスとレジャーが共存する都市ソウル』の魅力を世界に広く伝えていけるよう、継続して努力していく」とコメントした。

ソウルは1月にも、旅行サイト「トリップアドバイザー」の「一人旅に最適な都市」ランキングで1位に選ばれている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「やっぱりソウルは最高。おいしいもの、美しいもの、面白いものであふれている」「どこが良いのかは正直よく分からないけど、外国人に好評だというのなら、しっかり整備して、これからもずっと愛される都市であってほしい」「自転車もレジャーアクティビティーに加えてPRしよう。ソウルほど川沿いの景色が美しく、安全な自転車道が整備されている都市はない」「他のことは分からないが、登山は韓国が最高だよ。都心から近くて、無理なく登山を楽しめる場所は実は少ない」「そんなに素晴らしいのに、観光客の数は一番少ないよね」「日本は全国各地に外国人観光客が押し寄せて3000万人を超えるほど大盛況なのに、韓国はソウルだけが盛り上がっているのが現状だ」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）